Vibe Storage — アプリのためのクラウドファイル
Alaio Vibecodeに、アプリ向けのファイル保存機能「Vibeストレージ」を追加しました。
Vibeストレージは、アバター、フォームの添付ファイル、エクスポートデータ、生成したレポート、動画など、アプリで扱うさまざまなファイルを保存できるプライベートクラウドストレージです。自分でS3バケットを用意する必要はありません。
内部ではS3互換のオブジェクトストレージを採用しており、データはBitrix24アカウントごとに分離されています。アプリからアクセスできるのは、そのアカウントに紐づくファイルだけで、他のアカウントのデータにはアクセスできません。
ファイルサイズに応じた3つのアップロード方法
ファイルサイズに合わせて、アップロード方法が切り替わります。
- 10MBまでのファイル — プラットフォーム経由で直接アップロード
- 10〜100MB — 一時リンクを使ってストレージへ直接アップロード
- 100MB〜5TB — 複数のパートに分けて並列送信するマルチパートアップロード
これらの操作は `/v1/storage` エンドポイントから利用できます。アップロード用リンクの発行、ダウンロード、メタデータの確認、ファイル一覧の取得、削除まで対応しています。
削除したファイルはすぐに完全削除されるわけではなく、30日以内であれば復元できます。
インフラレベルでデータを分離
各Bitrix24アカウントには専用のプレフィックスが割り当てられ、アクセス範囲は一時的なセッションポリシーによって制限されます。
そのため、万が一アプリ側のコードに不具合があっても、自分のアカウントに紐づくファイル以外へアクセスすることはできません。
アプリ側のチェックだけに頼らず、ストレージ側でもアクセス範囲を制限することで、データを二重に保護しています。
AIエージェントからそのまま利用
MCPパッケージに追加された `vibe_storage` ツールを使うと、Claude Desktop、Cursor、WindsurfなどのAIエージェントから、チャットの流れのままファイルを保存・取得できます。
たとえば、「生成したPDFレポートを保存して、ダウンロードリンクを返して」と依頼するだけで、AIエージェントがそのまま処理できます。
利用には `vibe:storage` スコープを持つAPIキーが必要です。
`mcp-vibecode-api` MCPパッケージを最新版にアップデートし、クライアントを再起動すると、`vibe_storage` ツールが自動で利用できるようになります。
料金は使った分だけ
Vibeストレージは従量課金で、Vibeクレジットから支払われます。
- 保存容量:1GBあたり月額1.96
- データ転送:1GBあたり1.20
- API操作:1,000リクエストあたり0.50
料金は1日1回、Bitrix24アカウントの残高から差し引かれます。
残高がなくなると、新しいファイルの書き込みは1日停止しますが、既存ファイルの読み取りは引き続き利用できます。残高をチャージすると、自動的にすべての操作が再開されます。
ストレージのドキュメント: `https://vibecode.bitrix24.com/docs/storage`