
プログラミング経験がない方でも、手順に沿ってアプリを作成できるガイドです。
作りたいものを言葉で説明すれば、AIがアプリを作成し、安全なサーバーへの公開まで進めます。
バイブ・コーディングとは、自分でコードを書く代わりに、作りたいものを言葉でAIに伝えてソフトウェアを開発する方法です。コードの作成はAIに任せ、ユーザーは方向性を決め、結果を確認しながら必要な部分を調整します。
コードはAIが作成します。必要なのは、やりたいことを分かりやすく伝えることだけです。
誰が何をするのか、どのデータを使い、何をゴールとするのかを具体的に伝えます。
AIがコードを作成し、サーバーを準備してアプリを公開します。ユーザーは結果を確認し、必要に応じて調整します。

ここからは、最初のアプリを作成する手順を一つずつ詳しくご紹介します。
プラットフォームを開き、[Bitrix24アカウントでログイン]をクリックします。QRコードを使った認証にも対応しています。認証後、一覧から利用するBitrix24アカウントを選択します。
APIキーは、アプリがBitrix24と連携するために使用するアクセスキーです。作成方法は2つあります。
[APIキーを作成]画面で、以下を設定します。
[作成]をクリックするとAPIキーが表示されます。あとから再表示できないため、その場で[プロンプトをコピー]または[キーをコピー]を実行してください。プロンプトにはキーがあらかじめ含まれています。
Claude CodeまたはCodexを開き、コピーしたプロンプトを貼り付けます。続けて、作りたいアプリを普段の言葉で説明してください。具体例は以下で確認できます。
コード作成からBlack Holeサーバーの準備、アプリの公開までAIが進めます。必要な権限が足りない場合はAIが案内するので、キーの設定を変更します。
[Black Holeサーバー]を開き、対象のサーバーを見つけて[開く]をクリックします。Bitrix24への埋め込みを設定している場合は、メニュー、CRMカード、タスク、チャットなどから直接アプリを利用できます。
Vibecode APIキー:vibe_api_xxxxxxxxxxxx ドキュメント:https://vibecode.bitrix24.com/v1/me [アプリの内容を記入]するアプリを作成し、サーバーに公開してください。
自分だけで使う1つのアプリ向けです。ユーザー本人の権限で動作するため、誰が利用しても表示されるデータは同じです。[APIキー]から作成します。
チームで利用するアプリや、Bitrix24内に埋め込むアプリ向けです。従業員ごとにそれぞれのアクセス権限が適用されます。[認証キー]から作成します。
キーは一度しか表示されません。 一度画面を閉じるとキーは確認できません。コピーし忘れた場合は、新しいキーを発行して古いものを無効にしてください。
新しいチームメンバーに説明するつもりで、背景や目的を伝えます。アイデアをすり合わせて結果を確認することで、最初からイメージに近いアプリを作りやすくなります。
目的、利用者、使用するデータ、完成の条件まで具体的にします。「ダッシュボード」だけでなく、「週単位で確認できるダッシュボード」のように伝えると効果的です。
実装を始める前に、作りたいものをAIと整理しましょう。プログラマーのように細かく指示する必要はありません。AIに確認事項を質問してもらうことで、見落としや仕様の不足を早めに発見できます。
一度にすべて完成させようとせず、「プロンプト → 確認 → 調整」を小さな単位で繰り返します。プロジェクト全体を書き直すのではなく、必要な部分だけを修正してください。
営業チーム向けに、商談ダイジェストアプリを作成してください。毎朝9時に、前日の状況をまとめてマネージャーへチャットで送信します。新規商談の合計、売上上位5名の担当者、タスクが設定されていない商談、7日以上進展がない商談を含めてください。データはCRMの「Sales」パイプラインから取得し、金額には前日比も表示します。新規商談がない場合は、「昨日の新規商談はありません」と短く通知してください。「今すぐ更新」ボタンも追加します。完成したらサーバーへ公開し、リンクを送ってください。
この例には、アプリの目的、利用者、実行タイミング、使用するデータ、表示形式、例外時の動作、最後のデプロイまで、必要な情報がすべて含まれています。最初から具体的に伝えるほど、初回の結果も希望に近づきます。
アプリは公開後も簡単に改善できます。Bitrix24への埋め込みや、変更後に問題が起きた場合のバージョン復元にも対応しています。
修正したい内容をAIに普段の言葉で伝えるだけで、コードを変更し、アプリを再公開できます。
アプリは、メニューやCRMカード、タスク、チャットなど、業務に合った場所へ組み込めます。
アプリを公開するたびに、コードのバージョンが[アプリのソースコード]に保存されます。変更後に問題が起きた場合は、以前のバージョンを再公開できます。
最初のアプリを作ったあとは、管理画面の各機能もぜひ活用してください。[使用する]をクリックすると、AI向けのコードをすぐに利用できます。
ログイン後に最初に表示される画面です。残高や当日のリクエスト、成功率を確認し、各機能へすばやくアクセスできます。
アプリからのリクエスト数や成功率、エラーの発生箇所を確認できます。データは実際の利用開始後に表示されるため、デプロイ直後に空でも正常です。
残高、チャージ、利用履歴を確認できます。サーバーや高性能AIモデルではクレジットを使用し、残高がなくなると該当機能は停止します。
Bitrix24メッセンジャーで利用できるチャットボットです。メッセージへの返信や、アカウント内のイベントに応じた処理を行えます。
Bitrix24内で業務を行うAIエージェントを利用できます。[エージェント]セクションから申請すると、利用権限が付与されます。
アプリ向けのファイルストレージです。利用量に応じて料金がかかり、APIキーごとに分離されています。[ストレージ]から利用できます。
外部サービスとの連携に使用します。プラットフォームから無効化可能な通常のキーが発行されます。自分で開始したログインのみ承認してください。
サーバー全体のディスクをスナップショットとして保存し、新しいサーバーへ復元できます。設定から有効にできます。
複数のアプリを1台のサーバーで運用できます。アプリを増やしながら効率よくスケールしたい場合に便利です。
Bitrix24アカウントの管理者は、プラットフォーム上で誰が何を利用できるかを設定できます。
管理画面へのログイン権限と、APIキー・サーバー・ボットを作成する権限は別々に設定できます。
1人の従業員が作成できるAPIキー、サーバー、ボットの数を、アカウント管理者が設定できます。
管理者向けの画面では、誰が・いつ・どこから操作したかを確認できるほか、従業員からのアクセス申請にも対応できます。
「権限がありません」と表示された場合は、管理者がその操作を制限している可能性があります。管理者へ確認するか、画面からアクセス申請を送信できます。
いくつかの基本的なルールを守るだけで、自分のアカウントや顧客データをより安全に保護できます。まずは特に重要な3つのポイントをご紹介します。詳しくはセキュリティページをご覧ください。
設定するだけで、アカウント乗っ取りの試みの99%を防げます。設定は約1分で完了します。
このキーを使うと、自分がアクセスできる範囲すべてにアクセスできます。コードに直接書き込んだり、チャットで共有したりしないでください。
公開モードにすると、認証なしで誰でもアクセスできる状態になります。必要性と影響を確認してから利用します。
完成後は、生成コードに脆弱性がないかAIでレビューします。新しいセッションで別の視点から確認すると、より効果的です。また、本番環境へのデプロイ後にも再度チェックしてください。開発中には見えなかった問題が見つかることがあります。